電子書籍『映画 × 写真 2』の刊行のお知らせ

2023年 新年おめでとうございます!

  本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

電子書籍『映画 × 写真』by Voyager Press / ShINC. BOOKSの第二弾として

『映画 × 写真 2』が2022年末に刊行されました。

 以下、書籍のご案内となります。

 

本書は、『映画 × 写真』の第2弾です。今回は、ヒッチコックの名作「裏窓」からクリストファー・ノーラン監督の「メメント」、韓国映画の「J S A」、日本映画の「砂の女」など世界各地の名作12作品を選定。なぜこれらの映画が深く記憶に残るのか。スリリングでミステリアスな映画に仕組まれていたのはまたも<写真>だった。監督たちの見事な映像センス。今回も「映画」の中に登場する「写真」が引き起こす謎と魅力に迫ります!

【目次】
はじめに 
『裏窓』― 主人公を職業カメラマンに仕立てたヒッチコック流映像術
メメント』 ― 記憶にシンクロさせたポラロイド写真の仕掛け
『去年マリエンバードで』― 「起源としての現実が存在しない」驚くべき映画
砂の女』― 砂丘で無限地獄にはまったカメラを持った男の絶望と希望
8月のクリスマス』― 微笑みの「遺影」と奇蹟の瞬間
たまゆらの女』―高速鉄道と写真が揺さぶった中国詩人の伝統的世界
ソラリス』 ― 「複製」を巡る宇宙的で秘儀的な映像作品
『クラッシュ』 ― 〈愛に満ちた精神病理学〉と写真コレクション
シティ・オブ・ゴッド』― 少年ギャング団の公式カメラマンが撮ったスクープ写真
『キリング・フィールド』― クメール・ルージュ幹部が隠し持っていた「家族写真」
『JSA』― エンディングに埋め込まれた一枚の写真の衝撃波
地雷を踏んだらサヨウナラ』― 一ノ瀬泰造がアンコー ルワットに向かった真の理由

こちらからアクセス、ご確認できます。

https://store.voyager.co.jp/publication/5960000000254

 

幾らか立ち読みもできます。よろしくお願い申し上げます!

加藤正樹